自分の心の中

相手の心がなぜ見えない?それは・・・

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自分の能力や特性については誰でも自分なりに知っています。

頭がいいとか悪いとか、どんなことが好きか嫌いか、性格は内向的か外交的か大体検討がつきます。

しかし、学校や社会などで自己申告をする時自分の能力・性格・適性は、きちんと把握できていないという結果が出ています。自分の本当の姿を知ることは難しいのです。

これは現在社会では顕著に表れており、自己損失時代といえるかもしれません。

その典型的な現象に、

「モラトリアム人間」

があります。

モラトリアムは、高度に産業化と都市化が進んだ西欧型の先進社会が生み出している「退行病理現象」です。

モラトリアム人間は、国家や社会に依存しなくては生活できず、その反面、不安定で落ち着きがなく、はっきりとした目的をもたない人間です。

人間関係をつくれないという意味では非常に始末が悪いです。

もうひとつの現象に、

「血液型ブーム」

があります。初対面の人でも、「何の血液型?」と相手のタイプを尋ねます。

なぜブームになるかというと、自分や相手を知るのに、一番簡単な方法だからです。この会話が交わされた時点で、今まで全然知らなかった相手でも、すぐに自分の敵か味方か、自分と相手の関係を明らかにできるからです。

何にも知らない・分からないという心の不安がふとかき消されて、分かったような気持ちになることができます。

しかしよく考えてみると、相手のことがわからない自分の不安と欲求不満をかき消しているにすぎないのです。

 
 
 

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